Friday afternoon with little ones

いつもスーパーポジティブの私が自分でも「あれ?すこし変かも」と感じたのが、妊娠9ヶ月ころ。自分時間が大好きだった私に突然、「ひとりになりたくない期」が訪れたのです。

その頃頻繁にあった助産師さんとの面談でも、妊娠中気分が落ち込みやすい妊婦さんは産後鬱になりやすい傾向にあるので、なるべく今のうちからその対策も兼ねて外へ出て新しいお友達を作りましょうというアドバイスを受けました。

けれど、一緒にいられるなら誰でも良かったわけでもありませんでした。私が一緒にいたかったのは夫だけ。つわりも出産するまで完全には治まらなかったため、新しい友人を作る気にもなれず、毎朝夫を見送るときは涙が出そうになるのを我慢しながら、引きこもりがちな日が続きました。

そんな私を見て、心配が爆発したのは過保護(笑)な私の夫。毎週火曜日の晩に私たちの大好きな人たちを招いて夕食をとろうと提案してくれたのでした。料理が大好きな私は、火曜日のメニューを考えるのが楽しみになり、ありがたいことに産後もポジティブな気持ちで私らしく新生活を楽しむことができました。

もちろん何もかも完璧にこなせたわけではないけれど、いつもどんなときも我が子さんを愛おしく思えるのは、きっと週一回必ず外へ出て誰かに会う、というルールをずっと実践してきたことが大きいように思います。仕事に復帰した今もその習慣は継続していて、仕事がお休みの金曜日には必ずと行っていいほど大好きな人たちと会う約束をしています。そうして始まったのが、私達のルーティン、その名も Friday Afternoon with Little Ones(子どもたちと過ごす金曜日の午後)です。Little Onesと複数形なのはママ友やその子どもたちと会うことが多いからなんです。

今までも行ってきたのですが、我が子さんが保育園に行き始めて数ヶ月はひっきりなしに熱を出しては保育園をお休みして…というのを繰り返していて、なかなか先の予定を立てるのが難しく不定期開催でした。今まで、あまり報告したことがなかったのはそういう理由です。ですが、クリスマスを過ぎた頃からパッタリと熱を出さなくなった我が子さんのおかげで、随分と予定が立てやすくなり今年に入ってからはほぼ毎週休まず実践できています。

さて、そんな私達の先週の金曜日は、久しぶりにママ友のRちゃん宅でママ友会をして楽しみました。RちゃんとはNCTのParental Class(日本で言う両親学級のようなものでしょうか)で知り合ってからの大切な友人。子供たちの誕生日もたったの一週間違いで、出産してからもお互いの家を行き来していたので、我が子さんは幼馴染を見るやいなやおはしゃぎ。我が子さんとRちゃんのベイビーちゃん(Gちゃん)は時々顔を寄せ合ってなにやらロマンチックなムードになることも(笑)。以前Gちゃんパパは「ロマンチックな雰囲気になる前に相手の気持を確かめるように!」とGちゃんに警告していたっけ…まったく見ていて飽きない二人です。

参加者はもうひとり。ご近所さんで去年ナイジェリアからイギリスに引っ越してきたCちゃん。実は旦那さまのSくんがバスで通勤中の夫と我が子さんに話しかけてくれたのが私達が知り合うきっかけでした。それからしばらくして、共通の知り合い(我が子さんがお世話になっている保育園の先生でした)がいることも発覚、二人のかわいいベイビーJちゃんに我が子さんのお洋服を譲ったり、一緒にランチをしたり交流を深めてきました。

CちゃんもRちゃんももともと医療関係のバックグラウンドを持つキャリアウーマン。きっと気が合うんじゃないかとおもって二人を引き合わせたのが先月だから、こうしてRちゃんがCちゃんも誘ってくれたときはわたしも嬉しかったなぁ。

イタリア人のRちゃんはいつもイタリアの料理やケーキを振る舞ってくれて、今回もイタリアではおなじみのケーキを焼いてくれたのですが、それが甘すぎなくてとっても美味しかったんです。私も、ケーキやパンがおいしく焼けるようになりたいっ!と思ったのでした。

ちなみにRちゃん宅まではしばらくバスに乗る必要があったので、私は自家製オーツバーを持参。お塩も砂糖も入っていない、赤ちゃん用の柔らかいケーキです。市販の赤ちゃん用のお菓子は甘すぎると感じ、大人用のオーツバーのレシピを我が子さん用に改良しました。

レシピは来週 Japanse Home Recipes に掲載される予定なので良かったら是非チェックしてくださいね!

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